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チャイ奮闘記

慣れるというのは不思議な感覚だ。「本物の茶葉をミル挽きにして使用した」という、リプトンのチャイミルクティーが処分品としてスーパーで売り出されていたから買って飲んでみたんだけど、普通のミルクティーとはあまりに違いすぎて全く舌がうけつけなかった。ナンダコレ!?チャイってみんなこんな味なの!!?!?って衝撃をうけて、コップ一杯ぜんぶは飲みきれずに捨ててしまった。匂いでもうダメすぎた。SUIKAの曲の歌詞にも出てくる“チャイ”はきっと素敵な飲み物なのだろう、いつか飲んでみたい…とは思いながらも、ビールも飲めぬような自分ごときコドモ舌がチャレンジして大丈夫なものなのか不安があった。この機会に飲めてよかった。もしこういうスパイス効いた甘さの目立たない…個人的には目立たなすぎる味ならば苦手と言い切れる。ただ、数袋ある残りのパックをどうしようか。一杯目のチャレンジからそう遠くは無い別の日に、早くももう一度飲んでみようかという気にもなってきていた。しかし2回目を飲もう!と決めるほどの意欲は湧かず、実戦に挑むまで踏み切れなかった。 ある日、父親が飲んでいた。父親も普通のミルクティーを想定して飲んだようだが、そもそも普段はミルクティーすら飲まない人だ。たまには…と飲んでみたものの、やはり裏切られたようである。ただ、粉末をコップ一杯に対し半分だけ入れて飲んだと言っていた。ああ、それなら自分でもまたイケそうだな!と思い、再チャレンジしてみた。クドく感じてたスパイスが抑えられて、甘みも判別できた。ああこれなら確かにミルクティーだ。いや、寧ろ一袋ぜんぶイケるのでは…?衝動的になり、残りもコップに投入した。すると、飲める…飲めるぞ!と克服。 そして今日、また「暇だからチャイ飲むか」とよくわからない気分で飲みはじめる(未知のものや刺激の強いものと戦うときは暇なほどの余裕がなければならぬ)と、なかなか美味しく飲めている。あんなにキツかったのに。この機会に飲めて本当によかった。もう暇じゃなくてもチャイは飲めそうだ。メロンミルクやスクリュードライバー、ジュースのようなカクテルくらいしか飲めないアルコール飲料も、いずれはもっと色んなものが飲めるようになるだろうか。慣れるという感覚が滅多に得られない中で、やはり自分から積極的になれば慣れることもあるのだと実感できた。
わど | えとせとら | 13:47 | comments(0) | - | - |

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